- 八幡平ドラゴンアイの魅力は、神秘的に美しい「龍の瞳」
八幡平ドラゴンアイの魅力は、神秘的に美しい「龍の瞳」
八幡平ドラゴンアイは、秋田県と岩手県にまたがる八幡平山頂付近にある鏡沼に見られる、幻の絶景です。雪解け水によってできるドーナツ状の雪形が、龍の瞳のように見えることからこの名が付けられました。「八幡平ドラゴンアイ」が一般的に知られるようになったのは、2017年に台湾の旅行者が写真をSNSに投稿してからです。
八幡平ドラゴンアイの知名度が急上昇したきっかけがこちら→*1
幻の絶景 八幡平鏡沼のドラゴンアイ現象
八幡平鏡沼のドラゴンアイ現象は、毎年4月下旬から5月中旬にかけて見頃を迎えます。
しかし、天候や雪解け状況によって出現時期は変動し、必ず見られるとは限りません。まさに「幻の絶景」と呼ぶにふさわしい景観です。
八幡平ドラゴンアイの魅力は、なんといってもその神秘的な美しさです。
エメラルドグリーンに輝く水面と、雪に覆われた周囲の景色が織りなす光景は、まさに天国にいるような美しさです。
また、八幡平ドラゴンアイは天候や時間帯によって見え方が異なり、何度訪れても飽きることのない景観です。
八幡平ドラゴンアイ以外にも、八幡平には様々な魅力があります。
ハイキングや登山、温泉、スキーなど、四季折々の自然を満喫することができます。
また、八幡平には多くの温泉地があり、旅の疲れを癒すことができます。
八幡平ドラゴンアイは、自然が好きな方、神秘的な体験を求めている方におすすめの観光スポットです。ぜひ一度、八幡平を訪れて、ドラゴンアイの美しさをご自分の目で確かめてみてください。
鏡沼のドラゴンアイ現象をおさらい→*2
八幡平ドラゴンアイへの行き方(追記)
ドラゴンアイへのルート
八幡平の頂上にある駐車場から徒歩約20分で到着します。「八幡平頂上入口」の看板を目印に、雪が残る道を進んでください。動きやすい服装と滑りにくい靴を用意すると安心です。八幡平山頂レストハウスや八幡平ビジターセンターでは長靴のレンタルも行っています。
周辺情報:駐車場のすぐ近くにある「八幡平山頂レストハウス」では、トイレ、休憩スペース、レストラン、お土産売り場があります。
アクセス情報
観光バス
・十和田湖休屋から八幡平頂上までを結ぶ事前予約型観光路線バス「八郎太郎号」でアクセス可能です(JR十和田南駅、鹿角花輪駅、八幡平駅経由)。2024年4月21日(日)~2024年10月14日(月)までの土日祝日に運行されます。→詳しくはこちら
・JR盛岡駅からのアクセス情報は、岩手県北バスの公式サイトをご覧ください。→詳しくはこちら
車でのアクセス
八幡平山頂付近の駐車場まで車でアクセスできます。
・東北自動車道「鹿角八幡平IC」から車で約50分
・東北自動車道「松尾八幡平IC」から車で約40分
公共交通機関
・JR鹿角花輪駅から予約型観光バスで約1時間30分(運行日要確認)
・JR盛岡駅からバスで約2時間(運行時間要確認)
・駐車場/バス停からドラゴンアイ(鏡沼)まで徒歩約20分
八幡平自然散策バス運行中です!(5/19追記)
八幡平アスピーテラインから山頂の有料駐車場付近までは、混雑が予想されますので、「八幡平自然散策バス」の利用をおすすめします。
「八幡平自然散策バス」は、盛岡駅前→八幡平樹海ライン→八幡平頂上→八幡平アスピーテライン→盛岡駅前を往復する直通バスで、八幡平頂上の無料ガイドがあるなど、たいへん便利な内容となっています。
下記に乗車券3種、運行時間、主なバス停留所をご紹介します。
専用乗車券3種:予定にあわせ選べます
専用乗車券は利用当日のみ有効で、盛岡駅東口バス案内所乗車券売り場で購入できます。観光予定にあわせ選べます。
1.行き/帰り券:各大人1700円、小人850円
※盛岡から日帰り散策向けチケット
2.行き・宿まで券/宿から帰り券:各大人2300円、小人1150円
※松川温泉や八幡平温泉郷に宿泊する方向けチケット
3.八幡平エリアフリー券:大人1600円、小人800円
※エリア内を周遊する方向けチケット
<散策バスの利用者は、八幡平頂上の無料ガイドがあります>
<バス運行の問合せ>岩手県北バス TEL.019-641-1212
八幡平自然散策バス運行時間
行き/9時10分発:盛岡駅前③のりば(盛岡駅東口)から
帰り/14時00分発:八幡平頂上から(6/7金まで)
15時00分発:八幡平頂上から(6/8土から)
八幡平頂上までの主なバス停留所
①盛岡駅→②八幡平さくら公園→(ここから八幡平樹海ライン)→③松尾鉱山資料館→④八幡平ハイツ→⑤八幡平ライジングサンホテル→⑥八幡平温泉郷→⑦八幡平マウンテンホテル→⑧松川温泉→⑨藤七温泉→⑩八幡平頂上
八幡平ドラゴンアイへの行き方
八幡平ドラゴンアイは、秋田県と岩手県の県境にある八幡平の山頂付近に位置し、季節限定で現れる美しい自然の現象です。氷が溶け始める5月中旬から6月上旬に、白い雪の中に水面が姿を現し、まるでドラゴンの目のように見えることからこの名前がつきました。この絶景を訪れるためのアクセス方法を詳しくご紹介します。
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アクセスの基点:岩手県側の八幡平アスピーテライン、もしくは松川温泉側の八幡平樹海ラインを利用して、山頂エリアに向かいます。どちらのルートも冬季は閉鎖されており、開通は4月下旬から11月上旬までです。5月12日(日)現在は開通しています。
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車でのアクセス:車でのアクセスは便利で、盛岡市からは約1時間30分、秋田市からは約2時間のドライブで到着できます。八幡平山頂レストハウスの駐車場を利用し、そこからドラゴンアイ(鏡沼)まで徒歩で向かいます。駐車場は混雑するため、早朝の訪問がオススメです。
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公共交通機関:盛岡駅から直通の「八幡平自然散策バス」が季節限定で運行されています。バスの運行時間を確認してから計画を立てましょう。直通バスを利用すれば、車を持っていない方でも簡単にアクセスできます。
盛岡駅からは、岩手県北バスが期間限定で運行中です。
詳しくは下記の「2024年度 八幡平頂上方面アクセス時刻表」で確認を。
→2024年度 八幡平頂上方面アクセス時刻表 | 岩手県北バス(公式サイト) -
トレイルハイキング:駐車場から鏡沼までは徒歩で約15分です。道は整備されていますが、雪解けの季節のため滑りやすい場所もあるので、歩きやすい靴や滑り止めが必要です。また、天候が変わりやすいため、服装や防寒対策にも注意しましょう。時期によってはまだ雪が残っているため、十分な装備で安全に楽しむことが大切です。
八幡平ドラゴンアイの現在/5月11日に開眼!
八幡平ドラゴンアイ最新情報(2024年5月11日(日)追記)・
岩手日報5月11日号「八幡平市観光教会によると、、雪解けが円周上に進み、龍の目がはっきり見えている。天候によるが。5月いっぱいは楽しめそうだ。」とのことです。
「八幡平リゾートのドラゴンアイ観察日記2024」によりますと5月10日現在の様子は
・「北側からは5月4日からは大きく変化していないように感じました。逆に寒さのせいか水面の面積が前回よりも縮小しているように感じます。・・・」
・「西側(散策路側)からは、昨日の雪は積もったようで水面の縁取りが真っ白な雪になっています。・・・」とのことです。
ドラゴンアイの最新写真とドラゴンアイまでの道の状況がよくわかりますので、訪れる前に確認することをおすすめします。(忘れずにLanguageを“日本語”にして見てね!)
→【ドラゴンアイ観察日記 2024】5月10日 本日更新しました! - 八幡平リゾート パノラマ&下倉スキー場/八幡平マウンテンホテル
また「八幡平ビジターセンター」の“記事一覧”から、ドラゴンアイが出現していく様子を写真で見ることができます。(写真と記事を公開して下さるセンターのスタッフに感謝です!) 下記URLをクリックしてご覧ください。
→2024ドラゴンアイ | 八幡平ビジターセンター Hachimantai Visitor Center
八幡平樹海ラインが一時通行止め(2024年5月8日追記)
“一時通行止め”について、岩手日報5月8日の記事を引用してご紹介します。
「八幡平ドラゴンアイ」などを目指す観光客の方は、事前に道路状況をご確認ください。
八幡平市の八幡平樹海ライン(岩手県側16.2キロ)で、大雪崩が発生し、一時通行止めになりました。
連日の気温上昇による影響とみられ、管理する県岩手土木センターは通行時の注意を呼びかけている。
同センターによると、雪崩は5日正午ごろに発生した。現場は麓の松川ゲートから12.5キロの地点で、道路脇に雪壁が続く「雪の回廊」。直後に除雪し、通行を再開した。怪我人や人的被害はなかった。
目撃者によれば「大きな塊が何個も道路を覆っていた。車が通行していたら命にかかわる事故になっていたかもしれない」と話した。(以下省略)
今年は温暖な気候が続いており、雪崩はいつどこで発生するか分かりませんので、注意して通行する必要があります。
道路状況は県岩手土木センターのX (旧ツイッタ)などで確認できます。
下記のリンクからアスピーテライン・樹海ラインの通行状況や、山頂の状況などを知ることができます。
https://twitter.com/iwate_doboku
岩手土木センターによれば「5月8日(水)のアスピーテライン・樹海ラインは通行可能です。(8:30~17:00)」ということです。
八幡平ドラゴンアイ 2024最新情報(2024年5月4日更新)
5月4日現在、八幡平ドラゴンアイはまだ出現していません。
例年、5月下旬から6月上旬にかけて出現するため、今しばらく待つ必要があります。
八幡平アスピーテラインは、全線開通しています。 ドラゴンアイ鑑賞には、この道路が利用できます。
八幡平ビジターセンタの【2024年ドラゴンアイ情報】
八幡平ビジターセンターの情報によれば、「縁取りの水位がさらに上がり、中央にも水が浸みてきました。お隣のメガネ沼も色味が深くなり、八幡沼やガマ沼でも光の具合で様々な青色を楽しむことができます。(
ドラゴンアイの画像はこちらからご覧下さい↓
八幡平エリア情報(八幡平市観光協会・2024年5月4日現在)
◯八幡平アスピーテライン Aspite Line
緑ヶ丘ゲート~見返り峠~ふけの湯ゲート間
全線通行可能です。Open all day
◯八幡平樹海ライン Jukai Line
松川ゲート~見返り峠間
全線通行可能です。Open all day
17:00~翌朝8:30まで夜間通行止(ゲート間閉鎖)
※ゲート間は車で約40分です。夕刻に通行の際は時間にご注意ください。
・注意点:冬用タイヤの規制は解除されますが、天候急変に備えて、チェーンなどの携行を推奨します。
最新情報
最新の情報は、以下の情報源でご確認ください。
・岩手県道路情報提供サイト:https://www.douro.com/
・八幡平アスピーテライン公式サイト:https://www.hachimantai.co.jp/en/
・八幡平ビジターセンター:https://www.env.go.jp/
その他
八幡平ドラゴンアイは、例年5月下旬から6月上旬にかけて出現します。全線開通後まもなく見頃を迎える可能性がありますので、最新情報に注意してください。
ゴールデンウィーク期間中は、八幡平アスピーテライン周辺が混雑することが予想されます。時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
安全運転で、八幡平アスピーテラインのドライブをお楽しみください。
八幡平ビジターセンターでは、ドラゴンアイの最新情報や観察状況を公開しています。 訪問前に確認することをおすすめします。
参考情報
・八幡平ドラゴンアイ発信局:https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/46672
・八幡平リゾート:https://www.hachimantai.co.jp/en/
・仙北市観光協会:https://tazawako-kakunodate.com/en/things-to-do/accommodation/s/230
・八幡平ドラゴンアイ観察日記 2023:https://www.hachimantai.co.jp/en/
・【ドラゴンアイ観察日記 2023】6/20情報更新!
(最終更新):https://www.hachimantai.co.jp/en/
その他
ドラゴンアイは自然現象のため、必ず出現するとは限りません。
ドラゴンアイ鑑賞には、登山道を利用する必要があります。登山道は整備されていますが、滑りやすい箇所もあるので、登山靴の着用など、適切な装備が必要です。
ドラゴンアイ周辺は天候が変わりやすく、寒くなることもあります。防寒対策をしておきましょう。
注意事項
ドラゴンアイは沼です。沼の雪解けが進んでおり、沼へ下りることは大変危険です。
また、沼際は雪が崩れて、沼へ滑落する恐れがあり大変危険です。
最新情報を入手
最新情報は、上記の参考情報などをチェックすることをおすすめします。また、八幡平ビジターセンターや八幡平リゾートに問い合わせることもできます。
安全に楽しむ
ドラゴンアイは自然が織りなす美しい景観ですが、同時に危険な場所でもあります。安全に楽しむために、事前に情報収集をしっかりと行い、適切な装備で登山してください。
おまけ
オーロラの下神秘的に輝くドラゴンアイの素晴らしい写真です。
投稿者Koki Uedaさん、ありがとうございます。
この方の他の投稿写真も素晴らしいので是非インスタグラムでご覧下さい。
*1:ドラゴンアイの知名度が急上昇したのは、2017年に台湾の旅行者がその自然の美しさを捉えた写真をSNSに投稿したことがきっかけでした。この現象は、秋田県と岩手県にまたがる八幡平の鏡沼で見られるもので、特定の気象条件下でのみ発生します
。春になると、沼を覆っていた雪が解け始め、特有のドーナツ形状を呈し、その中央の水面がまるで龍の眼のように見えることから「ドラゴンアイ」と名付けられました。
この景色は一般に公開される前は、地元の住民や少数の登山者の間でしか知られていませんでした。しかし、台湾の旅行者が撮影した写真がSNSで拡散されると、その圧倒的な美しさと神秘性が多くの人々の興味を引き、瞬く間に話題となりました。その後、多くの観光客や写真愛好家がこの時期に八幡平を訪れるようになり、八幡平市や周辺の観光産業にも大きな影響を与えました。
ドラゴンアイが見られる期間は年によって異なりますが、通常は5月下旬から6月上旬のわずかな期間だけです。そのため、見ることができるのは非常に幸運なこととされ、毎年その時期が近づくと、八幡平市の観光協会では最新の情報が提供され、訪れるタイミングを計るための重要な参考となっています。
*2:鏡沼のドラゴンアイ現象は、毎年春から初夏にかけて、秋田県と岩手県の境に位置する八幡平の山頂付近にある火山湖・鏡沼で見られる特別な自然現象です。この現象は、湖の表面に残る雪と氷が解け始める時期に発生し、その様子が竜の目(ドラゴンアイ)に見えることからこの名前が付けられました。
具体的な現象の流れ
1.雪解けの始まり: 春先になると、八幡平の積雪が徐々に解け始めます。この時期、鏡沼の表面にも雪と氷がまだ残っています。
2.融解水の形成: 氷の表面が溶け出し、湖の中心部に水が溜まります。この中央部の水は青く澄んでおり、周囲の氷の白さと対照的な美しいコントラストを生み出します。3.アイスサークルの形成: 湖の周囲の氷が割れ始めると、氷と水の境界線がはっきりと見えるようになり、まるで瞳孔と虹彩のように見える構造が出来上がります。
4.ドラゴンアイの完成: 最終的に、湖の中心部の青い水と、その周りを取り囲む白い氷の模様が、まるで巨大なドラゴンの目のような形を形成します。この現象は非常に短期間(数日から一週間程度)で見られるもので、特に5月下旬から6月上旬にかけてが見頃となります。
観光のポイント
・タイミング: ドラゴンアイ現象は非常に短期間で発生するため、見頃を逃さないように事前に情報を確認することが重要です。
・アクセス: 八幡平の山頂付近までのハイキングが必要ですが、観光シーズンには多くの登山者が訪れます。特に天候や道の状況に注意し、安全な登山を心がける必要があります。
この美しい自然現象は、その独特な美しさから多くの観光客や写真家を引きつけ、毎年多くの人々が訪れる人気スポットとなっています。