盛岡観光は何もない?モデルコース半日.穴場などを紹介。

盛岡観光は何もない?という貴方に、盛岡観光モデルコース,半日コース,穴場スポット,散歩コース,でんでんむし観光などをご紹介しています。

姫神山・早池峰山・岩手山ほかの、2024年山開きはいつ?

開運橋から望む岩手山

開運橋から望む岩手山

岩手県内の山開きは、自然の美しさや豊かな山岳文化を称えるイベントです、毎年春になると山々が登山客や観光客でにぎわいます。
県内各地の山開きでは、各地の山々が登山道の整備や安全確保のために準備され、多くの人々が登山やハイキングを楽しむことができます。
また、山頂や登山ルートには神社や伝統的なイベントが開催され、地元の文化と自然を感じることができます。安全に楽しい山登りを心掛け、岩手県の美しい山々を満喫しましょう。

姫神山

姫神山

姫神山の山開きは、2024年は5月19日(日)に。

姫神山(ひめかみさん)は、岩手県盛岡市にあります。その山は、独立した峰でピラミッド型の美しいシルエットをしており、山頂には一等三角点が設置されています。また、日本二百名山の一つにも数えられています。

姫神山は岩手山と対峙し、標高1123.8mの美しい三角錐の山容が特徴ですが、毎年5月の第三日曜日に山開きが行われ、5月中旬からは登山が楽しめます。

この山の名前の由来は興味深く、"ヒメ"は小さいやかわいいという意味で、"カミ"は神聖な山や高い山を指します。岩手山が男性的な特徴を持つ一方で、姫神山は女性的な要素を表現していると言われています。
姫神山についての補足→*1

第58回 姫神山 山開き情報
  • 開催日:令和6年5月19日(日曜日)
    開催時間:午前9時 から
    開催場所:一本杉登山口(盛岡市玉山馬場字前田)
    内容:山の安全祈願を行います。安全祈願の終了後、一本杉登山口において、数量限定で記念手ぬぐいを進呈します。記念手ぬぐいの配布場所は一本杉登山口のみとなります。山頂でのお神酒のお振舞いはありません。
  • 主催:盛岡市・(公財)盛岡観光コンベンション協会
    問合せ:盛岡市玉山総合事務所産業振興課  電話 019-683-3852
        (公財)盛岡観光コンベンション協会 電話 019-621-8800 
        (平日9:00~12:00、13:00~17:00)
  • 注意点:小雨決行です。
    ・記念手ぬぐいの配布場所は一本杉登山口のみです。
    ・登山に適した服装や装備を整えてから安全に登ってください。
    ・転落事故、酒気帯び運転防止の為、山頂でのお神酒のお振舞いは致しません。

姫神山から岩手山の眺め

姫神山山頂から岩手山の眺め
姫神山の登山時間は、山頂まで約2時間。

標高1124mの山で、120分ほどで山頂に行くことができるため手軽に登山を楽しむことができます。
未舗装の登山道約2.4km(片道)を、登山口から山頂まで往復し、 砲台跡から山頂までは、徒歩5分ほどの急傾斜の山道があります。 所要時間は、徒歩による往復で3時間程度です。

姫神山の登山は、“一本杉登山口”から。

キャンプ場や水場のある一本杉登山口が一般的です。
登山口から杉林の中を進むと一本杉清水があります。県の名水にも選ばれたおいしい水ですのでぜひお試し下さい。
ざんげ坂といわれる急坂を登り、尾根に出ると、一等三角点のある山頂まで約2時間で到着。桂の里へ下る尾根コースは、「青い山脈」ともいわれ、映画同様人気がありました。

早池峰山の山開きは、2024年6月9日(日)に。

早池峰山

早池峰山

早池峰山は、日本百名山に選ばれた名峰の一つで、毎年6月の第2日曜日に山開きが行われます。この日は県内外から多くの登山客が訪れ、山頂にある早池峰神社の奥宮では、伝統的な早池峰神楽権現舞が奉納されます。

近年、クマの出没や人身被害の報告もありますので、登山の際にはクマ対策(クマよけ鈴やクマスプレーの持参など)をしっかりと行ってください。安全な登山を心掛け、自然と共に過ごす素晴らしい体験を楽しんでください。 
早池峰山の希少植物について→*2

・開催日:2024年6月9日(日)
・開催時間:午前8時/入山式(小田越登山口・雨天決行)、
     :午前10時50分/安全祈願祭・神楽奉納
      ※山頂・荒天の場合は入山式に続き開催
・登山口:●遠野口(小田越から徒歩2時間30分)
      ※遠野→荒川高原→小田越→山頂
     ●川井口(門馬から徒歩約5時間30分)
      ※門馬→ニギリ沢→山根
     ★河原の坊コースは崩落のため閉鎖しています。
     <注意>小田越には駐車できません。
・住所:早池峰山
・連絡先名:花巻市大迫総合支所
・電話:0198-48-2111
・ホームページ

早池峰山車両交通規制のお知らせ

早池峰登山車両の交通混雑緩和のため、車両交通規制が実施されます。
・期間:令和6年6月9日(日)から、8月4日(日)までの土・日曜日及び祝日(計18日)
・時間:大型車・特定中型車/午前5時から午後5時迄、普通車/午前5時から午後1時迄
・規制内容:主要地方道紫波江繋(えつなぎ)線のうち、花巻市大迫町内川目岳(だけ)地内から、宮古市江繋(えつなぎ)地内までの区間(約16km)の車両通行止め
・規制対象外の車両:路線バス・シャトルバス、タクシー、ハイヤー、二輪車、許可車両 
 ※許可車両とは*3
 ※通過車両・貸切バス・観光バス等についても規制対象となります。
【代替輸送手段】登山する方は、駐車場(無料)から、シャトルバス(有料)をご利用下さい。

早池峰山についての問い合わせ

花巻市大迫総合支所・地域振興課/Tel.0198-41-3124
遠野市環境課/Tel.0198-62-2111
宮古市川井総合事務所/Tel.0193-76-2111
岩手県自然保護課/Tel.019-629-5372
県南広域振興局保健福祉環境部/Tel.0197-48-2422

入山の心得

・ゴミや携帯トイレは各自必ず持ち帰ること。
・登山前にトイレを済ませること。
・植物を踏みつけたり、抜き取ったりしないこと。
【山頂トイレは携帯トイレ専用になりました。(通年)】
・無人販売箱下記各所に設置します。
・河原の坊総合休息所・小田越監視員事務所・山頂避難小屋

早池峰登山 5つのコース

岳集落には民宿が3軒あり、登山の起点ともなっています。6月の第2日曜日から8月の第1日曜日の土日祝日は登山口付近の混雑を解消するために、岳集落から江繁地区まで車道はマイカー規制が行われ、かわりにシャトルバスが運行されています。

山稜は東西方向に伸びており、鶏頭山を経由する縦走路や北面からの登山道もあるが、距離が長く展望がきかないことから、南側の2本の登山道を利用するコースが一般的です。

河原坊コースは登山道の崩落により、2016年(平成28年)5月28日から当分の間、通行止めになっています。

1.河原坊コース
 当分の間、通行止め
 河原坊バス停留所→頭垢離→御座走り岩→打石→早池峰山頂
2.小田越コース
 小田越バス停留所→御門口→竜ヶ馬場→早池峰山頂 (標高差917m)
3.鶏頭山縦走コース
 岳→鶏頭山→中岳→早池峰山頂
4.門馬コース
 登山口駐車場→五合目水場→鳥居→平津戸分岐と合流→早池峰山頂
5.平津戸コース
 登山口→門馬コースとの合流→早池峰山頂
(ウィキペディアより)

<アクセス/GoogleMap>

岩手山の山開きは、2024年7月1日(月)に。

岩手山・春子谷地湿原から

岩手山・春子谷地湿原から

岩手山の「山開き」は、冬季の間閉ざされた山々が再び登山可能になることを祝う伝統行事です。江戸時代から続くこの行事は、岩手県民や登山愛好家にとって待ち遠しいものです。

岩手山の見どころは多岐にわたります。壮大な自然景観、美しい樹林、そして神秘的な火口の景色は、訪れる観光客を魅了します。山頂からは眺望が素晴らしく、四季折々の景色が楽しめます。
また、山麓には温泉地も点在し、登山後のリラックスも楽しめます。岩手山の山開きは、自然と文化が調和する美しい風景と、山岳信仰の精神を感じることができる貴重な体験です。
岩手山に関する言い伝えは→*4

岩手山の山開き

岩手山の山開き

写真は、岩手山の登山客の安全を祈るため始められた行事です。ふもとのキャンプ場での神事の後、代表の登山隊が岩手山へ登山し、雫石町・滝沢市・八幡平市の代表と頂上でセレモニーを開き、交歓を深めます。

・開催地:〒028-7100岩手県八幡平市
・開催時間:2024年7月1日
・お問い合わせ:(一社)八幡平市観光協会
 電話番号 0195-78-3500
 FAX 0195-78-3838
・HP:http://www.hachimantai.or.jp/別タブで開く・アクセス/GoogleMap

岩手山の自然を楽しむ岩手山登山と観察散策の2つのコース 

岩手山の山頂まで幾つもの登山口とコースがありますが、この記事では登山する時間がなかったりする方のための「観察散策コース」と「初心者向けの登山コース」を紹介します。
記事内容は下記のサイトを参照させていただきましたが、季節感あふれる写真や詳しいコース説明と地図がありますので、ぜひご覧ください。

1、誰もが楽しめる“岩手山観察コース”

焼走り溶岩流観察路は、岩手山登山が難しい方や時間が限られている方にもおすすめの観光スポットです。国の特別天然記念物に指定され、国際交流村に隣接しています。
焼走り溶岩流は、その迫力ある景観で多くの観光客を魅了しています。

この観察路は、焼走り溶岩流を貫くように整備されており、西側の駐車場から東側の焼走り溶岩流展望台(宮沢賢治詩碑)までの往復約2.2キロのコースです。

難易度は低く、全年齢の方々が楽しめます。特に雪のない時期に訪れると、溶岩の迫力をより鮮明に感じることができます。

<アクセス>
アクセス方法としては、自家用車かタクシーが便利です。大更駅前からタクシーで約15分で到着します。路線バスを利用する場合は、最寄りのバス停から徒歩で約5キロとなるため、おすすめできません。
岩手山の登山とは異なる魅力を持つ焼走り溶岩流観察路は、岩手山エリアを訪れた際に必見のスポットです。

2、初心者向け“柳沢コース”/所要時間・登り4.5〜5時間

岩手山の登山ルートの中で、初心者に最も適したのが滝沢市の柳沢コースです。
このコースは陸上自衛隊岩手山演習場の近くに位置し、馬返しキャンプ場の横からスタートします。
東側の斜面を登り、頂上までの所要時間は約4時間30分から5時間下りは約3時間ほどです。時期的には、雪解けから秋までが推奨されます。
柳沢コースでは、2合目から7合目にかけて新道と旧道に分かれています。新道は時間短縮になりますが、旧道は眺望が良く好まれています。

初心者向けとは言え、7合目付近は急坂が続きます。しかし、標高1,750メートルを超えると八合目避難小屋や不動平避難小屋などの避難施設があり、安心して登山できます。

<アクセス>
アクセスに関しては、柳沢コースの入り口に最寄りのバス停がないため、自家用車かタクシーが便利です。
馬返しキャンプ場前まで車でアクセス可能で、帰りも事前にタクシーを予約しておくことが必要です。

八幡平市七時雨山 5月26日(日)に山開き

八幡平市の登山シーズン到来を告げる七時雨山(1063m)の山開きは26日行われ、多くの愛好者が美しい新緑の山中を進んだ。
西根寺田コース登山口付近で神事と山開き式を行い、約50人が安全を祈願。式旗を先頭に市山岳協会のメンバーらが登山隊を組んで出発した。
快晴の下、ウグイスやエゾハルゼミの鳴き声を聴きながら一歩一歩進んだ。江戸時代に整備された、現在の盛岡市と秋田県を結ぶ古道「鹿角街道」などの景観を楽しみながら山頂を目指した。
(2024年5月29日 岩手日報紙より)

七時雨山の概要→*5

秋田駒ケ岳6月1日(土)に山開き

岩手県雫石町と秋田県仙北市にまたがる秋田駒ケ岳(1637m)の山開きが1日行われ、登山ファンらが初夏の「秋田駒」を満喫した。
国見温泉登山口付近の石塚旅館で行われた山開き式には約40人が出席。神事で今シーズンの安全を祈願したのち、思い思いのペースで出発し山頂を目指した。
登山道にはシラネアオイが色鮮やかな花を咲かせ、一行の目を楽しませた。変わりやすい天気の中、約3時間をかけ山頂に到着。参加者は秋田県側から登った登山客らとピッケル交換し、一年の登山の安全を誓い合った。
(2024年6月1日 岩手日報紙より)

秋田駒ケ岳の概要→*6

*1:姫神山(ひめかみさん)は標高が1,124メートルです。盛岡市の北約20キロメートルにあり、周辺は自然が豊かで、特に高山植物の景観が魅力的です。春から秋にかけてはハイキングに適しており、比較的歩きやすい山道が整備されています。山頂からは岩手山をはじめとする周辺の山々の美しい眺望を楽しむことができ、自然愛好家や写真家にも人気のスポットです。その美しい自然とアクセスの良さが、訪れる人々を魅了しています。

*2:早池峰国定公園にある早池峰山は、標高1,917メートルで、高山植物の豊かな生態系が特徴です。この山は特にハヤチネウスユキソウ、ヒメコザクラ、ナンブイヌナズナ、ナンブトラノオなどの珍しい植物で知られており、植物愛好家や自然研究者から高い関心を集めています。これらの植物は環境省によって保護されており、早池峰地域ではこれらの高山植物の採取が法令により厳しく禁じられています。自然保護の観点から、早池峰山では動植物の持ち帰りは法的に罰せられる行為とされているため、訪れる際には自然を尊重し、その美しさをその場で楽しむことが求められます。このように厳しい保護措置により、早池峰山の自然環境は守られています。

*3:身体に障害のある人を輸送する車両や、警察署長がやむを得ないと認める車両で、警察署において許可を受けて下さい。

*4:岩手山は「南部家九代藩主の南部利直が山に登山した際、突如現れた白狼に導かれて安全に下山できた」という伝説があります。この白狼は岩手山の守り神とされ、山を守る存在として信仰されています。また、岩手山は「火を噴かない富士山」とも称され、その美しさから多くの芸術作品にも影響を与えてきました。これらの伝説は、岩手山が地域社会にとってどれだけ重要な意味を持つかを示しており、訪れる人々にも深い印象を与えています。

*5:日に天候が七回も変わることが山名の由来といわれる。
七時雨山峰は約110万 - 90万年前に活動した七時雨火山を構成する溶岩ドームである。七時雨山火山の中心部には田代平(たしろたい)カルデラ(田代平高原)があり、田代山、毛無森、焼岳、西岳が外輪山を形成する。なお、七時雨山峰はカルデラ形成後に成長したものである。
七時雨火山は活動をすでに終えているいわゆる死火山であるが、1823年(文政6年)、1933年(昭和8年)、1935年(昭和10年)に鳴動の記録がある[要出典]。山麓は古くから、南部馬の産地となっており[3]、現在でも酪農が盛んである。また、水沢競馬場では七時雨賞が設けられている。出典: フリー百科事典ウィキペディア

*6:秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ)とは、秋田県仙北市と岩手県岩手郡雫石町に跨る活火山である。十和田八幡平国立公園の南端。標高1,637m。全国に数多い駒ヶ岳のなかで最も高山植物の豊富な山としても知られる。日本二百名山の一つである。出典: フリー百科事典ウィキペディア