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盛岡さんさ踊り2024|盛岡最大の夏のイベント概要
盛岡さんさ踊りは、岩手県盛岡市で毎年8月に開催される伝統的な祭りであり、東北地方を代表する夏の風物詩です。2024年もその賑やかさと美しさで多くの観光客を魅了すること間違いありません。この祭りは、江戸時代にまで遡るとされ300年以上の歴史を誇り、地域の文化や伝統を今に伝え続ける重要なイベントです。
盛岡さんさ踊りの歴史と由来
盛岡さんさ踊りの起源は、18世紀にまで遡ります。江戸時代、盛岡藩主・南部氏が地域の繁栄と平和を祈願するために始めたとされ、農民たちが五穀豊穣や悪霊退散を祈願して踊ったのが最初です。
「さんさ」という名称は、太鼓を叩くリズムの音が「さんさ」と聞こえることから来ていると言われています。あるいは、踊りの際に使われる掛け声や囃子言葉(はやしことば)にも「さんさ」が含まれており、これが名称の由来とされています。
太鼓の音と共に踊り手たちが「さんさ、さんさ」と掛け声をかけながら踊る様子が特徴的です。
盛岡さんさ踊りの特徴
盛岡さんさ踊り最大の特徴は、“世界一の大太鼓のパレード”、“華やかな踊り”、“ミスさんさ踊り”、“地域全体の参加”、“輪踊り(わおどり)”ではないでしょうか。
踊り手たちは華やかな衣装をまとい、大小さまざまな太鼓を叩きながら踊ります。
特に、直径1メートルを超える大太鼓を肩に担いで叩きながら踊る姿は圧巻で、観客の目を釘付けにします。この踊りには、地域ごとに異なるバリエーションがあり、各団体が独自のスタイルを持っています。以下にその主要な特徴を挙げます。
1.太鼓の演奏
盛岡さんさ踊りの最大の特徴は、数百人もの太鼓奏者が一斉に演奏することです。特に「世界一の太鼓大パレード」では、和太鼓の同時演奏による迫力が観客を魅了します。
2.華やかな踊り
踊り手たちはカラフルで華やかな衣装を身にまとい、太鼓や笛のリズムに合わせてエネルギッシュに踊ります。踊りのスタイルは伝統的なものから現代風のアレンジまで多岐にわたります。
3.ミスさんさ踊り・さんさ太鼓蓮
毎年選ばれる「ミスさんさ踊り・さんさ太鼓連」が祭りの顔となり、パレードや各種イベントで美しい踊りを披露します。ミスさんさ踊りは祭りのシンボル的存在で、多くの注目を集めます。
2024年 ミスさんさ踊りは?→*7
4.地域全体の参加
地元の企業、学校、町内会などが積極的に参加し、地域全体が一体となって祭りを盛り上げます。各団体はそれぞれの特色を活かしたパフォーマンスを披露し、観客を楽しませます。
5.輪踊り
輪踊り(わおどり)は、観客も参加できる形式の踊りです。大勢の人々が手をつないで円を作り、みんなで一緒に踊ることで祭りの一体感が高まります。
盛岡さんさ踊り実施会場
1)主会場:中央通会場(パレード:岩手県公会堂前~映画館通り)
岩手県盛岡市中央通 ※雨天中止の場合:盛岡市民文化ホール(マリオス)
2)サブ会場:盛岡市民文化ホール(マリオス)
岩手県盛岡市盛岡駅西通2-9-1 ※有料チケットが必要です。詳しくはこちら
盛岡さんさ踊り2024 行事内容
1)主会場 :「魅せるさんさパレード」と「愉しむさんさ輪踊り」の2つのメインイベントが開催されます。
・魅せるさんさパレード:
ミスさんさ踊り・さんさ太鼓連や伝統さんさ踊り団体、一般参加団体がパレードに参加します。パレードの前に「伝統さんさ輪踊り」が披露されます。
太鼓、笛、唄、踊り手のほか、花車(パレードカー)が登場する大パレードを楽しめます。
8月1日から4日までの各日には、飛び入り参加自由のパレードも開催されます。
・愉しむさんさ輪踊り:
パレード終了後に、会場内の6か所でどなたでも自由に参加できる輪踊りが繰り広げられます。祭り最終日の8月4日には、各参加団体の敲き手による『世界一の太鼓大パレード』が行われます。
最終日には、会場が一体となって踊り舞う『大輪踊り(だいわおどり)』でグランドフィナーレを飾ります。
2)サブ会場:8月1日から4日の各日、『伝統さんさ踊り競演会』が開催されます。
2023ミスさんさ踊り・さんさ太鼓連による「華麗なさんさ踊り」や、伝統さんさ踊り団体による「各地域に伝わる伝統的なさんさ踊り」など、様々な演目を楽しむことができます。
盛岡さんさ踊り2024年の見どころ
2024年の盛岡さんさ踊りは、例年通り8月1日から4日までの4日間、盛岡市内で開催されます。主な見どころを以下に紹介します。
1.メインパレード
メインイベントは、中央通りを中心に行われるパレードです。このパレードでは、各団体が自慢の踊りを披露し、観客たちを楽しませます。色鮮やかな衣装をまとった踊り手たちが太鼓のリズムに合わせて踊る姿は圧巻で、観客を魅了します。
2.夜のライトアップ
夜にはライトアップされた街並みと共に踊りが繰り広げられ、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。ライトアップされた太鼓や衣装が美しく映え、夜空に響く太鼓の音が祭りの雰囲気を一層引き立てます。
3.VR技術の導入
2024年は新たな試みとして、VR技術を活用した「バーチャルさんさ踊り」が実施される予定です。これにより、遠方に住む人々や海外の観光客もオンラインで参加し、リアルタイムで祭りの熱気を感じることができます。AR技術を使ったインタラクティブな体験が、祭りに新しい魅力を加えます。
盛岡さんさ踊り 360度VR動画
盛岡さんさ踊り実行委員会と株式会社ariTVが制作した360度VR動画で、まるで会場にいるような臨場感でさんさ踊りを体験できます。
VR動画の魅力と視聴方法
- 高画質で臨場感あふれる360度映像
- 踊り手の動きや表情を間近で見ることができます
- 太鼓の音や掛け声も迫力満点
●盛岡さんさ踊り公式ホームページ:https://sansaodori.jp/foreign/english.php からアクセスできます。
●下記リンクからVR動画を見ることができます。
地域振興と経済効果
盛岡さんさ踊りは、地域経済にも大きな影響を与えています。毎年多くの観光客が訪れるため、宿泊施設や飲食店、土産物店などが活況を呈します。地元企業や商店も祭りに協賛し、地域全体が一体となって祭りを盛り上げます。また、祭りを通じて地域の伝統文化が次世代に受け継がれ、地域住民の結束力も高まります。
環境への配慮と持続可能性
近年、環境問題への意識が高まる中、盛岡さんさ踊りでも環境への配慮が進められています。祭りの運営においては、リサイクルの推進やゴミの分別、エコグッズの使用が奨励されています。また、交通手段として公共交通機関の利用が呼びかけられ、CO2排出量の削減にも取り組んでいます。
参加方法とアクセス
盛岡さんさ踊りへの参加は、観光客にも広く開かれています。事前にインターネットでの申し込みが必要なイベントもありますが、多くのイベントは当日参加が可能です。盛岡市内の各会場へのアクセスは、盛岡駅からのバスや徒歩で簡単に移動できます。また、祭り期間中は特別な交通規制が敷かれるため、公式ウェブサイトで最新情報を確認することをおすすめします。
2014年にギネス記録を奪還
2014年6月29日、岩手県営運動公園陸上競技場にて「和太鼓の同時演奏記録」の世界一を目指すイベントが開催されました。
2007年に2,571人の記録で世界一となったものの、2011年に熊本市で行われたイベントで2,778人の記録に更新されてしまいました。しかし、2014年に再挑戦し、東日本大震災津波からの復興を願う多くの人々の思いと絆で、再び世界記録を目指すことになりました。
当日は小雨が降る中、3,437人の参加者が息の合った太鼓演奏を披露し、見事に世界記録を奪還しました。北海道から愛知県まで全国各地から多くの方々が参加し、また東北六魂祭の縁で山形花笠まつりの皆様にもご参加いただき、絆を深めるイベントとなりました。
盛岡さんさ祭りは、その規模と迫力で知られ、特に和太鼓の同時演奏でギネス世界記録を持つことで有名です。
最初のギネス記録は2007年に達成され、2,571人が同時に和太鼓を演奏することで「世界一の和太鼓同時演奏記録」を獲得しました。その後、2011年に熊本市がこの記録を更新しましたが、2014年に再び盛岡市が記録を奪還し、3,437人が同時に和太鼓を演奏することで再度ギネス世界記録を更新しました。
この時演奏されたのは、さんさ踊りの「七夕くずし」という曲で、岩手県内外から集まった挑戦者たちが演奏しました。ギネスワールドレコーズジャパン公式認定員マクミラン舞氏と監視員約80名が立ち会い、3,437人の同時演奏が成功し、ギネス世界記録として認定されました。
盛岡さんさ祭りは、その華やかさと伝統的な踊り、そしてギネス世界記録を持つ太鼓パレードで、多くの人々に感動を与え続けています。
まとめ
盛岡さんさ踊り2024は、伝統と現代が見事に融合した祭りです。歴史ある踊りと最新技術が共存することで、国内外の観光客に新たな魅力を提供します。地域経済の活性化や文化の継承にも寄与するこの祭りは、盛岡市の誇りであり、多くの人々に感動を与え続けるでしょう。ぜひこの夏、盛岡さんさ踊りに足を運び、その熱気と感動を体験してください。
街なかさんさ踊り2024
「街なかさんさ踊り」は、盛岡市が毎年8月1日から4日まで開催する盛岡さんさ踊りを、祭り期間以外でも観光客や市民の皆さんに楽しんでもらおうという企画です。
具体的には、
また、誰でも参加できる踊り輪もあり、実際にさんさ踊りを体験することもできます。スケジュールは随時更新します。
「街なかさんさ踊り」は、盛岡の夏を代表するイベントの一つとして、毎年多くの人でにぎわっています。
街なかさんさ踊りスケジュール
※スケジュールは随時更新、出演時間はいずれも20分~30分程度です。
【主催・問合せ】(公財)盛岡観光コンベンション協会 電話:019-621-8800
【令和6年7月】
・7月14日(日)
①11:00~おでって広場/②13:00~もりおか歴史文化館前広場
/出演:盛岡さんさ踊り清流/※輪踊り参加可
・7月20日(土)
①12:00~、②14:00~ いずれの回もホットライン肴町(パレード)
/出演:盛岡さんさ伝承会もいち
・7月21日(日)
11:00~ おでって広場/出演:東安庭わかば会/※輪踊り参加可
・7月21日(日)
①12:30~、②14:30~/いずれの回もホットライン肴町(パレード)
出演:山岸さんさ踊り保存会
・7月28日(日)
①12:00~、②13:30~/いずれも大通商店街「大通パラダイス」
出演:滝の下さんさ踊り保存会/※輪踊り参加可
【令和6年8月】
・8月11日(日)11:00~/おでって広場
出演:盛岡民踊愛好会遊佐会/※輪踊り参加可
・8月25日(日)①12:00~、②13:30~/いずれも大通商店街「大通パラダイス」
出演:滝沢市さんさ踊り保存会/※輪踊り参加可
終了した「街なかさんさ踊り」はこちら→*9
<ニュースソース>
盛岡さんさ踊りに関するニュースや詳細情報を提供している信頼性の高いソースは以下の通りです:
1.盛岡さんさ踊り公式サイト:盛岡さんさ踊り公式ウェブサイト。このサイトには、祭りの歴史、参加方法、イベントスケジュールなどの詳細が掲載されています。
2.盛岡市観光協会:盛岡市観光協会公式ウェブサイト 観光案内や祭り情報、アクセス方法など、観光客に役立つ情報が満載です。
3.地元新聞社:岩手日報地元の新聞社が提供するニュースや特集記事は、最新情報や地域の声を反映しています。
4.観光関連サイト:じゃらん 観光情報や宿泊施設の予約ができるサイトで、盛岡さんさ踊りに関する特集も組まれています。
※これらのソースを参考にすることで、盛岡さんさ踊り2024の詳細情報を得ることができます。また、公式サイトや観光協会のサイトは、最新情報や正確なスケジュールが更新されるため、特に役立ちます。