この記事では、“盛岡観光の穴場スポットベスト9”から1位〜4位をご紹介します。
宮澤賢治命名の光原社、歴史ある旧石井県令邸、詩人啄木が新婚生活を送った啄木新婚の家など、知られざる名所が盛岡にはまだまだあります。
盛岡の穴場スポットを巡り、思い出の体験をしませんか?盛岡観光で、あなただけの特別な穴場を発見をしてみましょう。新しい発見と思い出があなたを待っています。
盛岡観光の穴場スポットベスト9から、1位〜4位をご紹介します。
●穴場スポット1位:光原社・本店
光原社は、岩手県盛岡市にある工芸品店です。
大正13年(1924年)、宮沢賢治の生前唯一の童話集「注文の多い料理店」を出版したことで知られています。
創業者は、岩手県庁で働いていた鈴木光太郎です。
鈴木は、盛岡高等農林学校(現・岩手大学農学部)で宮沢賢治と親交があり、賢治の才能を信じて出版を決意しました。
「注文の多い料理店」は、当時はほとんど売れなかったものの、後に日本の童話文学の最高傑作の1つとして高く評価されるようになります。
光原社は、出版業から工芸品店へと業態を移し、全国各地の優れた工芸品を扱っています。
漆器、陶器、鉄器、染織、木工、ガラスなど、さまざまな工芸品が店内に並びます。
また、光原社は宮沢賢治の資料館も併設しています。賢治の直筆原稿や書簡、写真など、貴重な資料を見ることができます。
光原社は、岩手の観光スポットとしても人気があります。盛岡を訪れる際には、ぜひ足を運んでみてください。
以下に、光原社の主な事業内容をまとめます。
- 工芸品の販売
- 工芸品の企画・製作
- 宮沢賢治資料館の運営
光原社は、日本の工芸品の普及と宮沢賢治の文学の振興に貢献している企業です。
住所/〒020-0063 岩手県盛岡市材木町2−18
電話/019-622-2894
地図(Google Map)
●穴場スポット2位:旧石井県令邸
旧石井県令邸は、岩手県盛岡市にある、明治時代の煉瓦造りの洋館です。
現在の県知事にあたる第二代石井省一郎県令の私邸として、明治18年から19年にかけて建設されました。
半地下階、1階、2階の3階建てで、屋根裏部屋を有しています。
各室に暖炉を配して一部には当時の輸入品と思われる外国産化粧タイルが用いられています。
装飾は少なく、専門の建築家の設計にしては様式の統一性はありません。
半地下階は現在使用されていないが、厨房その他使用人の用に供していたと思われます。
1階の洋風の浴室と共に日本人の生活習慣からは恐らく生まれてこない設計なので、外国人の設計といわれる一つの根拠と考えられます。
昭和52年に盛岡市歴史的建造物に指定され、平成19年には国の登録有形文化財に登録されました。
現在は、一般公開されており、見学することができます。
旧石井県令邸は、盛岡市を代表する歴史的建造物の一つです。
当時の盛岡の洋風建築の様子を今に伝える貴重な建物です。
見学時間は、午前9時から午後5時までです。
入場料は、大人300円、小中学生200円です。
住所/〒020-0875 岩手県盛岡市清水町7−51
電話/019-651-1606
地図(Google Map)
●穴場スポット3位:啄木新婚の家
啄木新婚の家は岩手県盛岡市にある、石川啄木が妻・堀合節子と新婚生活を送った武家屋敷です。
明治38年(1905年)5月15日に結婚した啄木夫妻は、新婚生活を東京で送る予定でしたが、啄木の父親が病気になり、急遽盛岡に戻ることになりました。
啄木新婚の家は、藩政末期に建てられた武家屋敷です。
啄木夫妻は、この家に3週間ほど暮らしました。啄木は、この家で「我が四畳半」という随筆を書き、その中で新婚生活の様子を描いています。
啄木新婚の家は、昭和52年(1977年)に盛岡市指定有形文化財に指定されました。
現在は、一般公開されており、啄木の資料や遺品を見ることができます。
啄木新婚の家は、啄木の生涯や作品を理解する上で、重要な場所です。
啄木新婚の家へのアクセスは、JR盛岡駅から徒歩約15分です。
入場料は、大人300円、小中学生200円です。見学時間は、午前9時から午後5時までです。
住所/〒020-0021 岩手県盛岡市中央通3丁目17−18
電話/019-624-2193
地図(Google Map)
●穴場スポット4位:深沢紅子野の花美術館
深沢紅子野の花美術館は、岩手県盛岡市にある、画家の深沢紅子の作品を展示する美術館です。
1993年8月開館。長野県軽井沢町に同名の美術館があります。博物館法の登録博物館です。
深沢紅子は、1903年盛岡市に生まれ、1993年同市で没した日本画家です。野の花をモチーフにした水彩画で知られています。
美術館の収蔵品は、深沢紅子の水彩画を中心に、油彩画、リトグラフ、墨絵、愛蔵品など約2,000点にのぼります。
常設展示室では、深沢紅子の代表作である「サクラソウ」「ニリンソウ」「テッセン」「ホタルブクロ」などの野の花作品を中心に、約40点を展示しています。
また、深沢紅子のアトリエを再現した展示室や、深沢省三の水彩画の展示室もあります。
美術館の周辺には、中津川や岩手山などの自然が豊かな場所があり、深沢紅子が好んで描いた野の花を見ることができます。
深沢紅子野の花美術館へのアクセスは、JR盛岡駅からバスで約20分です。
入場料は、大人500円、大高生300円、小中学生200円です。
開館時間は、午前9時から午後5時までです。
以下に、深沢紅子の代表作をいくつか紹介します。
- 「サクラソウ」
- 「ニリンソウ」
- 「テッセン」
- 「ホタルブクロ」
- 「たんぽぽ」
- 「たんぽぽの群生」
- 「たんぽぽの花束」
- 「山ざくら」
- 「もみじ」
深沢紅子の作品は、野の花の繊細な美しさを、鮮やかな色彩と細やかな筆致で描いています。彼女の絵は、見る人に自然の美しさと生命の力を感じさせてくれます。
住所/〒020-0885 岩手県盛岡市紺屋町4−8
電話/019-625-6541
地図(Google Map)
このランキングは、盛岡の観光情報サイトや口コミサイトなどを参考に、穴場感やレア感を重視して作成しました。(by Google Bard)
長野県/深沢紅子 野の花美術館
深沢紅子野の花美術館は長野県軽井沢町にあり、1996年7月に開館しました。
この美術館は、岩手県盛岡市出身の洋画家深沢紅子が夫と共に夏を過ごし、野の花を描いた軽井沢に設立されました。
絵画や版画、深沢紅子のコレクションが展示され、アトリエが再現されています。館施設は、国の登録有形文化財に登録された西洋館「旧・軽井沢郵便局舎」の2階を使用しています