盛岡秋まつり2024|山車 ・パレード・ 交通規制など
盛岡八幡宮祭りは、岩手県の伝統的な祭りのひとつで、地元の人々にとっても観光客にとっても見逃せないイベントです。
この祭りは、1709年に南部藩が盛岡の町づくりを完成させたことを祝い、町の若者たちが盛岡八幡宮にそれぞれの町のシンボルを奉納して行進したことから始まりました。
この祭りのハイライトは、各町が丹精込めて作り上げた「山車」(だし)と呼ばれる豪華な飾り車の行列です。
山車は、町ごとに異なるテーマやデザインで彩られ、その細部には職人技が光ります。お盆が終わると、各町内で山車づくりや太鼓の練習が始まり、町全体が祭りに向けて熱気に包まれます。
祭りの期間中、盛岡八幡宮周辺の通りは、色鮮やかな山車が次々と通り、力強い太鼓の音や伝統的なお囃子(はやし)の響きが街中に広がります。
特に夜になると、山車が提灯に照らされて幻想的な雰囲気を醸し出し、多くの観光客がその美しさに魅了されます。
盛岡八幡宮祭りは、歴史と伝統が息づく盛岡の魅力を存分に味わえる機会です。ぜひ、この機会に訪れて、地元の人々と一緒にお祭りの雰囲気を楽しんでみてください。
◆今年も「おもてなし 山車ふれあいショー」が3日間開催!
❶9月13日(金) 17時30分から 盛岡歴史文化館前にて(終了)
❷9月14日(土) 16時00分から 盛岡歴史文化館前にて(終了)
❸9月14日(日) 12時00分から JR盛岡駅東口バスターミナルにて
小太鼓打ち体験、写真撮影、音頭上げ実演が行われます。
(参加は無料、各回とも40分程度)
◆八幡下りパレード 9月14日(土) 午後1時出発
● コース/盛岡八幡宮表参道
昼11時過ぎから盛岡八幡宮前に出演全山車が曳き揃え。午後1時「お通り」が開始されると神輿をはじめとした行列はさながら歴史絵巻のようです。
パレードのとりを務める奉納各組山車が、太鼓を轟かせ市内巡行へと出発します。
<パレード順>1.い 組 2.二番組 3.三番組 4.の 組 5.盛岡観光コンベンション協会 6.さ 組 7.わ 組 8.な 組
◆盛岡山車大絵巻パレード・出発式 9月15日(日) 午後5時10分出発(パレード出発は午後6時)
●コース/もりおか歴史文化館発・大通り
「大絵巻パレード」は夜のパレードです。灯をまとい夜の大通りを行列する様子は大層きらびやかです。
●みどころ/もりおか歴史文化館前での出発式では、出演2組による「南部木遣り(音頭)」が聞かれます。出発前には山車を間近に見ることができます。
<パレード順>1.な 組 2.わ 組 3.さ 組 4.の 組 5.い 組 6.二番組 7.三番組 8.盛岡観光コンベンション協会
◆2024年の奉納組・山車演目
〈2024年の奉納組・山車演目/風流(おもて)・見返し の順〉
い 組 盛岡市消防団 第4分団(八幡町)
雨の五郎(あめのごろう)・禿(かむろ)
い組プロフィール→*1
二番組 盛岡市消防団 第6分団 (本町)
鵺退治(ぬえたいじ)・俄獅子(にわかじし)
二番組プロフィール→*2
三番組 盛岡市消防団 第8分団 (長田町)
川中島(かわなかじま)・八重垣姫(やえがきひめ)
三番組プロフィール→*3
わ 組 盛岡市消防団 第11分団 (前潟)
厨川消防組纏持ち(くりやがわしょうぼうぐみ まといもち)
土淵伝統さんさ(つちぶちでんとうさんさ)
わ組プロフィール→*4
な 組 盛岡市消防団 第12分団(本宮)
加藤清正(かとうきよまさ)・大宮さんさ(おおみやさんさ)
な組プロフィール→*5
盛山会 さ組(神子田町)
寿曽我対面(ことぶきそがたいめん)・娘七種(むすめななくさ)
盛山会プロフィール→*6
の 組 (中ノ橋通)
紅葉狩(もみじがり)・ 更科姫(さらしなひめ)
の組プロフィール→*7
盛岡観光コンベンション協会 (中ノ橋通)
和藤内(わとうない)・見返し錦祥女(きんしょうじょ)
協会プロフィール→*8
※9/13(金)~9/15(日)に行われる「おもてなし山車ふれあいショー」の詳細は下記URLをご覧ください。
→https://hellomorioka.jp/event-topics/10456/
※盛岡観光コンベンション協会の「令和6年山車参加者募集」はすでに締め切られました。
参考情報は下記URLをご覧ください。
→https://hellomorioka.jp/event-topics/7198/
盛岡観光コンベンション協会 2024年山車運行コース
◆盛岡山車運行スケジュール (2024年)
盛岡の伝統的な山車が街を巡るこのイベントは、盛岡市の美しい街並みを楽しむ絶好のチャンスです。山車の運行ルートやスケジュールを以下にまとめましたので、ぜひ参考にして観光をお楽しみください。
【9月14日(土)】
出発時間 | 場所 | 内容/経由地 |
---|---|---|
9:30 | 掛巣小屋:もりおか歴史文化館 | 出発 |
- | ホットライン肴町 | |
- | 旧亀半 | |
- | 田清魚店本店 | |
- | セブンイレブン南大通一丁目店交差点 | |
- | 盛岡劇場 | |
12:00-13:00 | 八幡宮前(昼食:あさ開) | 昼食 |
13:00 | 八幡下りパレード | パレード開始 |
- | ミスタードーナツ | |
- | ホットライン肴町 | |
- | 花王堂 | |
- | 駒木葬祭 | |
- | 石岡呉服店 | |
- | もりおか町家物語館・第二分団番屋 | |
14:30-14:50 | あさ開工場(休憩) | 休憩 |
- | 八幡宮鳥居前 | |
- | 八幡町通り | |
- | 直利庵 | |
- | 盛岡バスセンター前 | |
- | 中の橋 | |
16:00 | 小屋着:もりおか歴史文化館前 | 到着 |
16:00-17:00 | もてなし山車ふれあいショー | ショー開催 |
【9月15日(日)】
出発時間 | 場所 | 内容/経由地 |
---|---|---|
9:30 | 掛巣小屋:もりおか歴史文化館 | 出発 |
- | 岩手銀行赤レンガ館 | |
- | 岩手医大メディカルセンター前 | |
- | 中央通り | |
- | 長田町交差点 | |
- | 材木町商店街 | |
- | 夕顔瀬橋 | |
- | 盛岡ヘアメイク専門学校 | |
- | JR東日本盛岡支社 | |
12:00-13:30 | 盛岡駅(昼食:ホテルメトロポリタン盛岡本館) | 昼食 |
- | 開運橋 | |
- | 盛岡城跡公園下 | |
- | サンビル | |
- | 中央通一丁目交差点 | |
- | 市役所 | |
15:30 | もりおか歴史文化館【到着】 | 到着 |
16:00-17:00 | 芝生公園パレード位置【夕食】 | 夕食 |
18:00 | 大絵巻パレード | パレード開始 |
- | 大通商店街 | |
- | 中央通り | |
20:00 | 小屋着:もりおか歴史文化館前 | 到着 |
【9月16日(祝・月)】
出発時間 | 場所 | 内容/経由地 |
---|---|---|
9:30 | 掛巣小屋:もりおか歴史文化館 | 出発 |
- | 中の橋 | |
- | プラザおでって | |
10:00-10:20 | 遠山病院駐車場(休憩) | 休憩 |
- | 下の橋 | |
- | 大沢川原 | |
- | クロステラス | |
- | 桜城児童センター | |
- | 桜城小学校【昼食】 | 昼食 |
- | いんべクリーニング店・中央通り | |
- | 岩手県公会堂 | |
- | 梅月堂 | |
- | 上の橋交差点 | |
- | 久慈設計 | |
- | 東家本店前 | |
- | モナカ前 | |
15:00 | 小屋着:もりおか歴史文化館前 | 到着 |
◆注意事項
- 天候や道路状況によりルートが変更される場合があります。
- 車道上での写真撮影や自転車での追跡は危険ですのでお控えください。
- 運行ルート上の商店や事業所、一般家庭には協賛金のお願いをする場合がありますが、これは強制ではありません。協賛金のお願いには必ず2人1組で伺い、正式な領収書を発行します。
ぜひ盛岡の歴史と文化を感じながら、山車の迫力をお楽しみください!
盛岡秋まつり「盛岡山車の運行」にご協力を!
盛岡秋まつりは、盛岡市の伝統を感じられる素晴らしいイベントです。
令和6年(2024年)には、9月12日(木)から盛岡八幡宮の例大祭が開催され、それにあわせて8台の見事な盛岡山車(だし)が奉納されます。
そして、9月14日(土)から9月16日(祝・月)までの3日間、市内を華やかな山車が巡行します。
山車巡行は、各町が丹精込めて作り上げた豪華な山車が通りを練り歩き、その迫力と美しさは一見の価値があります。
昼間は山車の細部まで楽しめ、夜には提灯の灯りが幻想的な雰囲気を演出します。
ぜひ、この機会に盛岡の伝統を間近で体感してください。
観覧の際は、交通安全に十分注意し、以下のマナーを守ってお楽しみください。
- 横断歩道以外の場所での横断はご遠慮ください。
- 通行の妨げになる場所での三脚を使用した撮影はご遠慮ください。
- 自転車に乗ったまま山車を追いかける行為は危険ですのでお控えください。
皆さんのご協力により、盛岡秋まつりが安全で楽しいものになることを願っています。盛岡の美しい伝統と熱気を存分に楽しんでください!
★「山車巡行」「盛岡八幡宮例大祭」の詳細は下記URLを参照下さい。
→https://www.odette.or.jp/?p=829
*1:八幡町い組は、「盛岡市消防団第四分団」として、八幡町を拠点に活動。盛岡八幡宮のお膝元である門前町として『町火消し「い組」の心意気と伝統』を今に引き継いでいます。
*2:天明三年(1783)六月、南部藩35代利正公の名によって火消し組が組織され「いろは組」(現在の第三分団)と名付けられた。いわゆる御用鳶である。
*3:三番組は南部利敬公時代の寛政11年(1799)から二百年以上の歴史がある町方火消し組です。発足当初は『り組(龍吐水組・龍組)』と消していましたが、明治期に名称を「三番組」とし、戦後「盛岡市消防団第七部」と改められました。山車運行の際には「三番組」を使用しています。
*4:わ組は盛岡市消防団第11分団を中心とし、明治27年旧厨川村において定員40名にて消防組が先輩たちにより組織されたことに始まる。(中略)わ組の「わ」は平和の「和」融和の「和」から命名したもの。この度7年ぶり13回目の奉納となる。
*5:「な組」の由来は、昭和59年に初めて県社八幡宮に山車を奉納したとき「江戸火消六番組な組」より認可を頂き、以来継承し今年で8回目の奉納となる。母体は盛岡市消防団第12分団。
*6:昭和56年、盛岡山車を盛んにする会「盛山会」を発足し「山車で繋ごう市民の心」をスローガンに、誰でも参加できる山車として平成元年の初奉納以来、今年で36年目を迎える。
*7:盛岡八幡宮北鳥居前を本陣として、準備・山車製作・太鼓練習をしており、平成6年から参加。今年27回目の盛岡八幡宮例大祭への山車奉納になる。
*8:1978年(昭和53)の初陣以来、盛岡山車推進会ほか関係者の協力により、多くの市民が自由に参加できる山車として、今年で44回目の運行となる。盛岡市内外の観光客に楽しんでもらえる山車として、活気に溢れた運行を目指している。