盛岡観光は何もない?モデルコース半日.穴場.でんでんむし観光をご紹介。

盛岡観光は何もない?という貴方に、盛岡観光モデルコース,半日コース,穴場スポット,散歩コース,でんでんむし観光などをご紹介しています。

盛岡観光モデルコース半日|紅葉の盛岡市動物公園ZOOMO

楽しい体験は、もうここから始まっています

楽しい体験は、もうここから始まっています

訪れたのは、盛岡近郊の秋も深まり少し曇り空の昼前です。
少し山里を歩いてみたくなり、あちこち候補を考えた中から、“盛岡市動物公園ZOOMOに行ってきました。
最近テレビ・新聞を賑わしている“ツキノワグマ”を間近で見てみたい、というのもありましたしネ。

ツキノワグマ君(石像)

石像のツキノワグマ君

2023年4月20日に、リニューアルオープンした盛岡市動物公園ZOOMOです。

今日のお目当ては、昨今出没・被害情報で話題となっている“ツキノワグマ”です。
冬季は見学できませんので、今が実物観察のチャンスです。

正面入り口からゲートまでの歩道では、動物たちのウェルカムボードが出迎えてくれます。(もう楽しい空間にいます。)

小さなお子さん連れの姿があります

小さなお子さん連れの姿もありました

訪れてみての感想を最初にいうと、「“盛岡市動物公園ZOOMO”は、こどもからシルバー世代まで、色々な楽しみ方ができるところだね!」です。

盛岡観光で半日しか時間が無い方にもおすすめしたい、“盛岡らしさがあるスポット”です。

盛岡市動物公園ZOOMOの魅力

盛岡市動物公園ZOOMOの魅了は、自然のままの里山の斜面に、敷地面積約30haという東京ドーム約6個分の広大な敷地にあり、動物たちにとってストレスの少ない環境である、ということでしょうか?

盛岡市民には見慣れた里山の風景ですが、動物公園としてはとても望ましい環境に思えました。

コースの最初“里山エリア”です

コースの最初“里山エリア”です

盛岡市動物公園ZOOMOの魅力は、大きく分けて3つ挙げられると思います。

  1. 動物との触れ合い体験ができる

迫力あるクマのウォーキング

ツキノワグマとの触れ合い体験はこれで十分!

姫とリオの乾杯ビールのPOP

大人の方は、こちらの体験が良さそうです

モンキーコートでニホンザル、牧場エリアのヤギ広場前では、ヤギ・ヒツジ・ウシ・ラマ・アルパカの、当日分のごはんの一部を販売しており、餌やり体験ができます。

ピューマやアフリカゾウの給餌体験(人数限定・有料)など、動物たちの食事の様子を観察しながら、行動、生態などについてガイドがありますので、動物の魅力をより身近に感じることができます。

季節により食事内容を変えていく、里山の動物たちについてのガイドと食事観察も、色々企画されているようですので、何度訪れても楽しめそうです。

「リニューアルを迎え新たに進化した展示場で、これまでよりもっと近距離で、迫力ある食事姿をご覧いただけます。」とのこと。

  1. 動物たちの自然な姿を見ることができる

ZOOMOでは、動物たちの自然な姿を見ることができるよう、広々とした展示場や、動物たちの行動を観察しやすい工夫がされています。

例えば、サル山は、サルが自由に動き回れるように、高さのある壁で囲まれていません。

ニホンイヌワシの大きな展示場

ニホンイヌワシの大きな展示場

また、猛禽類の展示場は、ガラス張りの壁で囲まれており、動物たちの迫力ある姿を間近で見ることができます。

  1. 教育的なコンテンツが充実している

ZOOMOでは、動物の生態や飼育に関する展示や、イベント、ワークショップなど、さまざまな教育的なコンテンツが充実しています。

これらのコンテンツを通して、動物について学び、自然環境の大切さを考えるきっかけを得ることができるでしょう。

お子さまにはヌイグルミのコーナーが喜ばれそう!

お子さまはヌイグルミのコーナーが大好き!
岩手で暮らす人とクマ「クマ展」

ちなみに、来週土日には『岩手で暮らす人とクマ「クマ展」』が、開催されます。

岩手県で暮らすヒトとクマ「クマ展」のポスター

「クマ展」の告知ポスター

岩手大学ツキノワグマ研究会の皆さんが解説をしてくれますので、ぜひお出かけ下さい。
以下が開催概要です。

  • 日時/11月18日(土)・19日(日)10時〜16時
  • 入場無料・予約不要・定員なし
  • 展示内容/ポスター展示、体験展示、写真展
    ※岩手大学ツキノワグマ研究会(通称クマ研)メンバーが展示を解説
  • 主催/岩手大学ツキノワグマ研究会
  • 共催/盛岡市動物公園 ZOOMO

盛岡市動物公園ZOOMOはこんなところ

サバンナエリアにはアフリカゾウやキリンがいます

サバンナエリアにアフリカゾウやキリン

園内は、サバンナエリア、里山エリア、森エリアの3つのエリアに分かれており、それぞれのエリアに、さまざまな動物たちが暮らしています。

サバンナエリアには、アフリカゾウ、キリン、シマウマ、ライオンなどの動物たちが暮らしています。
広々とした展示場には、動物たちが自由に動き回れるように、高さのある壁は設けられていません。
そのため、動物たちの自然な姿を間近で見ることができます。

アフリカゾウのマオ

アフリカゾウのマオ

里山エリアには、ニホンザル、ホンドタヌキ、ニホンアナグマなどの動物たちが暮らしています。
里山の自然を再現した展示場では、動物たちが生き生きと暮らす姿を見ることができます。

森エリアには、オオカミ、ツキノワグマ、クマタカなどの動物たちが暮らしています。森の中で暮らす動物たちの姿を見ることができます。

盛岡市動物公園ZOOMOの歩き方

3つのエリアを一通り見て歩くと、約2時間・6,000歩ほどのウォーキングとなります。

よく整備され歩きやすい歩道

よく整備され歩きやすい歩道

ここは山の斜面を活かして作られていますので、歩道には登り下がありますが、ベビーカーと車椅子(いずれも有料)がベースステーションに用意されています。

良く整備された舗装路、施設前には階段とスロープ、角のない木製のベンチなど、園内いたるところに入園客への心づかいを感じました。

整備の良いスロープでも、落ち葉清掃するスタッフ

スロープで、落ち葉清掃するスタッフ

舗装路は雨の日に滑らないよう、清掃の方が落葉の掃きそうじをしていました。

もちろんコースの途中各所にトイレやベンチがあり、小さなお子さん連れでもシルバー世代の方でも、気兼ねなく回れます。

園内を一巡りして「広い世代が安心して、色々な楽しみ方のできる素敵な場所」という想いをいっそう強くしました。

こんな方におすすめします

深まる紅葉と動物たちの様子を写真に撮りながら、2時間ほど園内を散歩ウォーキングして見ての感想ですが、こんな方々におすすめしたい場所だなと思いました。

  • シニアの散歩・散策から、元気なシニアのトレッキング練習として

  • ファミリーの観光スポットして(小さなお子さん連れでも安心です)

  • 若いペアのデートコースとして(入園客の少ない平日が良いかも?)

  • 動物好き・写真好きのスポットして(当日、高価な望遠カメラ持参の方が2名)

  • 盛岡観光で訪れた観光客に(半日コースとして十分楽しめます)

  • 自然に包まれ癒されたい方に(森林浴やアニマルヒーリングの場として)

終わりかけた紅葉と落ち葉を踏みながら、ゆっくりのんびり、自然と動物たちに癒された気がする散歩ウォーキングでした。

帰宅後、自分で焙煎しドリップしたコーヒーを飲みながら、撮った写真を見返しつつブログを書いているこの時間も、盛岡市動物公園ZOOMOの楽しみ方でしょうか?

 

ここまでお読みいただき有難うございます。続きは後日アップする予定です。